転売・せどりの確定申告のやり方を知りたい方へ。
現在Amazonやメルカリでして転売・せどりを行っているが、正しい確定申告のやり方やそもそも確定申告が必要かどうかがわからない。
また、合法的な節税対策や副業の方で会社バレを防ぐ方法があればついでに知りたいと考えていませんか?
本記事では下記の内容を解説します。
- 転売・せどりの確定申告の必要な人とやり方
- 転売・せどりの確定申告とセットでやるべきこと
この記事を書いている僕は、せどり歴3年半、せどりの最高月商が1200万、自動化で毎月500万をキープし続けており、せどり関連の確定申告を3回済ませています。
せどりの確定申告における基礎知識から節税対策、副業が会社バレしない方法などもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。(一部準備中)
目次
転売・せどりの確定申告の必要な人とやり方は?
せどりを始めたばかりで、自分がそもそも確定申告が必要か、それとも必要ないのか把握していない方も多いかと思います。
まずは、確定申告が必要な方の条件から解説していきます。
転売・せどりの確定申告の必要な人は?
合計”収入金額”が各種”控除額”を超える人は確定申告が必要(=所得金額が発生)となります。
収入金額-控除額=所得金額
これは所得税法により自身が収めるべき所得税を計算・申告し納付する義務があるためです。
収入金額や控除額という言葉が聞き慣れない方のために、せどりに置き換えて説明すると
収入金額=粗利益=売上-仕入れ代金-経費
控除額=基礎控除など
となります。
さらに具体的には、以下に当てはまる方はせどりの確定申告が必要です。
個人事業の方は年間38万円以上の利益がある方
→基礎控除額38万円(2020年からは48万円)を上回るため所得金額が発生
もしくは
20万円以上の副業せどりの利益がある方
→会社員の方で副業所得が20万円を超える場合は確定申告が必要と定められている
上記に当てはまる方は、確定申告が必要なので以下の準備~提出までの流れをご確認ください。
転売・せどりの確定申告のやり方①~確定申告に必要な資料の準備~
確定申告を行うには毎月の帳簿付けを行い、売上と売上を作るためにかかった経費をまとめる必要があります。
これは、適切に確定申告を行うにはエビデンス(=根拠)が必要なためです。
僕も毎月頭にAmazonペイメント、クレジットカードの明細、銀行の入出金履歴、領収書やレシートをまとめて提出しています。
・Amazonペイメント
AmazonセラーセントラルTOP→レポート→ペイメント→一覧
で表示されるAmazon手数料などを引いた銀行口座への入金額が表示されたレポートのスクリーンショットを保存しています。
・クレジットカードの明細
クレジットカードの明細もインターネット上から確認できることがほとんどです。
楽天カードもお支払い→ご利用明細→明細の中の「明細コピー用Excel(CSV)」から一覧のファイルをダウンロード可能です。
・銀行の入出金履歴
ネット銀行を中心に、銀行口座の入出金履歴もインターネット上で確認できることが多いです。
楽天銀行の場合、MyAccount→入出金明細→ご指定の期間をダウンロードから日付を指定し「CSVダウンロード」をクリックすると入手可能です。
それぞれのファイルをGoogleドライブへ保存し、税理士とスムーズに共有しています。
領収書やレシート類も月ごとにまとめて税理士に送付しています。
自分で確定申告を行う場合も同様に、毎月資料を保管しておきましょう。
転売・せどりの確定申告のやり方②~確定申告書類の入手・記入・提出~
続いて確定申告書を入手し、記入の準備を進めましょう。
引用:国税庁
確定申告書は国税庁のHPからダウンロードと印刷が可能ですが、確定申告書類の記入はクラウド会計ソフトが便利です。
クラウド会計ソフトであれば書類を準備することなく自動入力できたり、税金が質問に答えるだけで計算されたり簿記を知らなくても簡単に入力できるためです。
おすすめのクラウド会計ソフトについては、追って別記事で解説予定です。
記入が完了したら確定申告書の提出は、
- 税務署へ郵送で提出
- 税務署の窓口へ直接提出
上記2つの方法と、e-Taxというオンライン上からの申請方法があります。
詳細な申請方法についてはまた別記事で解説予定です。
転売・せどりの確定申告とセットでやるべきことは?
基本的な確定申告の方法と合わせてみなさんがおそらく知りたいであろうせどりの節税対策や副業せどりの会社バレを防ぐ方法などもお伝えしておきます。
せどりで可能な節税対策とは
税金を下げる方法としては、売上を下げるか経費を増やす方法がありますが、せどりで売上を拡大しながら効果的に節税するためには、経費に計上可能なものと仕訳方法を知ることが大事です。
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副業せどりの会社バレを防ぐには?
副業でせどりを行なっている方が気になるのは、確定申告による副業バレではないでしょうか?
確定申告によって副業がバレてしまう原因とバレる確率を限りなく0%に近づける具体的な手順を解説予定です。
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自分のポジショニングを正しく把握し確定申告を
せどりの収益が増えたら、日々の帳簿付けや確定申告は税理士に任せるべきだと考えます。
これは税理士報酬は発生しますが浮いた時間でさらに利益を上げることが可能なため、また誤った自己申告による追加徴税を避けるという意味でも専門家に目を通してもらった方が良いためです。
実際、1~3月に確定申告の情報収集から、書類作成に追われて年始~3月のセールに参加できないなどの仕入れ機会損失が原因で、売上ダウンする人が多い傾向にあります。
税理士に帳簿付けからお願いすると、自分の作業は毎月約1時間のデータダウンロード&格納と直前期に不足書類の確認と数字のチェックのみと大幅に利益を生み出すための時間を捻出できるので、月商100万くらいを目安に税理士と契約しましょう。
おすすめの税理士の選び方については、追って別記事で解説予定です。
まとめ:転売・せどりで稼ぎ始めたら確定申告は必須です
記事のポイントをまとめます。
- 合計所得金額が各種控除額を超える人は確定申告が必要。
- 毎月の帳簿付けを行い、売上と売上を作るためにかかった経費をまとめる必要がある。
- 確定申告書類の提出はクラウド会計ソフトが便利。
- せどりで経費計上可能なものと仕訳方法を知ることが大事。
- 副業せどりが確定申告が原因で会社にバレる可能性がある。
- 収益が増えたら、日々の帳簿付けや確定申告は税理士に任せるべき。
重要な点はこれらでしょうか。
副業でせどりを行っている方も、年間20万以上の所得が発生している方は原則的に確定申告が必要ですので、1つの事業という認識を持って正しく申告しましょう。
また、確定申告を行う時期は毎年決まっているので、期限が差し迫ってから焦って確定申告の準備と申請を行うのでなく、帳簿付けや領収書、レシートの整理などは日々余裕を持って行えるといいですね。
せどりのようにクレジットカードの明細が多い場合も、クラウド会計ソフトを使うと帳簿付けから確定申告までスムーズに行えるので、まずは無料で使えるクラウド会計ソフトのfreeeなどから試しに使ってみて、使い勝手の良いものを見つけてみてください。
また、せどりは比較的簡単に大きな売上を作りやすいので、経費計上可能な仕訳項目を把握し適切に申告することで必要以上に税金を払わないよう注意しましょう。
税理士報酬も経費計上していくことができるので、せどりで利益がしっかり出せるようになったら税理士としっかり契約し確定申告にかける時間をセーブし、自分は浮いた時間で更に利益を大きく出せるよう時間とお金の使い方も変えていくのが望ましいです。
せどりにおいても確定申告は必須ですが、自分にあった形でなるべく所要時間は抑えて損をしない形で進めていきましょう!
お読み頂きましてありがとうございました。